羽村・牧之原における資源循環への取組み
新しい食品リサイクルループへの取組
食品工場などから受け入れた食品廃棄物でメタン発酵をおこない、バイオガス(再生エネルギー)を取り出した後、農地に有効な肥料として還元することによって、資源循環ループの構築をおこないます。現在肥料の利活用については、以下のようにお使いいただき、経過を観察するとともに、効果を検証していただきます。
場 所:長野県佐久市布施小松園芸様
会社概要:有限会社 小松園芸
ファ-ムこまち(ハウス部門)
代表者:小松 博文
所在地:〒384-2203 長野県佐久市布施4103-1 (本社)
〒384-2205 長野県佐久市協和8524-242(長者原農場事務所)
設 立:平成11年3月
H P: https://komatsu-engei.com/
長野県佐久市布施
小松園芸様指定場所へ搬入
荷降ろし
搬入数量2620kg
堆肥散布用重機
堆肥散布用重機へ堆肥の積込
試験用の農地へ移動
試験用農地
約3反
2020年秋に牛糞堆肥を散布済み
試験用農地
堆肥散布中
堆肥散布後
右:散布箇所
左:未散布箇所
約1反に本日搬入の堆肥を散布
散布面積は堆肥に含まれる窒素量で決定
今後、散布箇所と、未散布箇所で作物の
生育状態を比較。
状況に応じ苛性肥料等で調整。
堆肥散布後
堆肥散布後
今後の作業
・数日中にすき込
・5月上旬に作付け(キャベツ)
・8月に収穫
長野県佐久市布施小松園芸様指定場所へ2,620kgの
株式会社ゲネシスより販売されております堆肥「まきのはらのちから™」を搬入
し、試験用農地約3反の農地にに堆肥散布用重機を使用し散布いたしました。
ゲネシスでは、食品製造工場等から日々排出されます食品残さを原料にしてメタ
ンガスを作り、再生可能エネルギーの担い手の1つであるバイオガス発電を行っ
ております。この工程より出てくる発酵済みの液を有効利用し地球に優しい堆肥
を作り出すことが出来2021年3月に肥料登録が完了しました。
この堆肥:まきのはらのちから™を農業分野にお使いいただくことで食品リサイ
クルの循環環境やSDGsの取り組みに貢献していく事が可能です。
試験用の農地は昨年(2020年)秋にお客様による牛糞堆肥を散布済みでしたが、
今回新たに牧之原バイオガス発電所より排出される堆肥「まきのはらのちから
™」を株式会社ゲネシスの協力の基に散布を行い食品リサイクルループの担い手
の一つとなるべく試験を開始いたしました。